2019.11.18
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社
11月16〜17日にかけて愛知県で開催された「第57回 技能五輪全国大会」へ、当社の時計学校※に所属する従業員が8名(時計修理職種4名、メカトロニクス職種4名)出場しました。その内、「時計修理」職種において、当社からの出場者が金賞と敢闘賞を獲得いたしました。
当社技能五輪出場選手
前列中央右側:金賞 水澤 操
前列中央左側:敢闘賞 橋都 愛
競技の様子
1.受賞者
金 賞 水澤 操(みずさわ みさお) 妙高工場
敢闘賞 橋都 愛(はしずめ あい) 飯田殿岡工場
2.競技内容 「時計修理」
クオーツ腕時計の故障及び不具合修正、機械式ムーブメントの故障及び不具合修正、時計部品製作の3つの課題について、2日間にわたり競技を行います。
シチズン時計グループは、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールとして、技術の継承や技術者の技能向上を目的に本大会に参加しております。今後も、技能五輪への取り組みを通じて、若手技能者育成と技術の伝承を継続していきます
■技能五輪全国大会について
原則23歳以下の青年技能者が、時計修理や機械組立、車体塗装など40余りの職種で技能レベルの日本一を競い、国内の青年技能者の技能水準の向上と技能尊重機運の醸成を図るため、昭和38年度から毎年開催されています。
(※)時計学校とは
時計製造に特化した会社として、「社員全員が時計のプロになろう!」を合い言葉に設立された組織。「公的資格取得」「技能検定・社内検定」「部門専門教育」「技能五輪選手の育成」など、社員全員のプロ化に向けた活動を推進し、同時に技能の保有と継承にも力を注いでいます。
当社の技能五輪選手は全員時計学校に所属し、五輪後に職場へ配属され、会社全体の技能継承、スキル向上に寄与しております。